チャチャダンゴ

夜に文章を書くと、どうしても自分とかけ離れたところまで飛躍してしまう。
飛躍したくなる。

それにほんとうのことを書こうと思っても、案外それが難しかったりする。
3歳の長男は、今日よもぎ餅を食べた後、急に

「これは”チャチャダンゴ”というものです」と言い出した。

笹団子が言えないだけかなと聞き返すと
そうじゃない、チャンチャダンゴなんだ!と強く言い放ったので、

そうか、ではこれはチャチャダンゴという名前なのね
誰が食べるの?と話を振ってみた。

すると息子はチャチャダンゴというのは
インドネシアに住む、オカピが食べるおまんじゅうで…と話が広がり
それから小一時間チャチャダンゴについての話が続いた。

三回爆笑した。

ほんとうのことで笑えないときは、こんなふうにしたらいいんだねと思った。

ほんとうのことにこだわるより
どうでもいいことで爆笑したほうが毎日はずっと素敵だ。

Ai
インタビュアー、ブックコンシェルジュとしてラジオ出演、本、アート、グリーフケアに関する執筆活動をおこなう。2013年から東南アジアを中心とした海外と日本を行き来する生活に。日ごとパワーを増す息子たちとの海外生活に奮闘しつつ、だからこそ改めてこんな風に書くことができる歓びを感じる日々。