右は帽子屋 左は薬屋、私がいるのはイタメシ屋

パソコンの画面に向かって、文章を書くのと
iPhoneで書くのは、やはり何か違う。

どこが違うんだろう。

iPhoneで書いても、パソコンで書いても、疾走するように書いているときは
あまり変わりはない。

でも、パソコンの場合は、書いて、ひと呼吸置いて、ちょっとぼーっとして
また書いて…と、断続的に、でもまとめて書くことができるから
そこが、微細なんだけれども、文章の性質に決定的な違いを与えている気がする。

自分で書いたものでも、他人が書いたもののように読めるのは
パソコンで書いたほうのもの。

iPhoneで書いたものは、どこか近視的で、あとで読むとちょっと恥ずかしい。
忙しそうで、余裕のない自分に、深呼吸の必要。

そういえば、長田弘さんの本にそういうタイトルの本があったなあ。

深呼吸の必要深呼吸の必要

 

 
あと五分だけ、このお店に流れている音楽を聴いて
あと五分だけ、店から見える人たちを眺めて
私自身もその風景のひとつになって
私がしっかり下に沈殿していくのを感じてみたい。

そしたら元気に立ち上がって、お会計をして
息子たちのところに走って帰ろう。

チャチャダンゴ

夜に文章を書くと、どうしても自分とかけ離れたところまで飛躍してしまう。
飛躍したくなる。

それにほんとうのことを書こうと思っても、案外それが難しかったりする。
3歳の長男は、今日よもぎ餅を食べた後、急に

「これは”チャチャダンゴ”というものです」と言い出した。

笹団子が言えないだけかなと聞き返すと
そうじゃない、チャンチャダンゴなんだ!と強く言い放ったので、

そうか、ではこれはチャチャダンゴという名前なのね
誰が食べるの?と話を振ってみた。

すると息子はチャチャダンゴというのは
インドネシアに住む、オカピが食べるおまんじゅうで…と話が広がり
それから小一時間チャチャダンゴについての話が続いた。

三回爆笑した。

ほんとうのことで笑えないときは、こんなふうにしたらいいんだねと思った。

ほんとうのことにこだわるより
どうでもいいことで爆笑したほうが毎日はずっと素敵だ。

英会話レッスンメモ

英会話のレッスンが楽しい。
平日はほぼ毎日、20分程度、スカイプでのレッスンをしているのだけれど
これがいい。
先生は一人ではなくて、何人か同時にレッスンを受けている。
みんないるところもバラバラ。生活も違う。環境も。
これがすごく新鮮でたまらない。
今週レッスンを受けた先生はアメリカのジョージア州出身。
明るいおっかさん、という雰囲気。
実際には10歳近いお孫さんもいるそうだ。とても綺麗でパワフルでそんな年には見えない。
今は東南アジアに住んでいる。
2回目のレッスンの時だったか
私がフィリピンの孤児院を支援する活動をしている、という話をしたときに
このフレーズを教えてくれた。

There is more happiness in giving than in receiving.

ほんとそうそう!と話は弾み、この文章の出典は聖書にある
というところから、話はキリスト教の話に広がった。

ここからがかなり面白かった。彼女はかなり強い制約のあるキリスト教系
(でも多数派のものではない)の団体に所属しており
聖書に対する思いがとても深く、聞けば聞くほどどんどんフレーズがあふれてくる。

全てをキャッチアップすることは出来ないまま、このレッスンは終了。

でも正直、ちょっと受け止めきれるか不安になるほど
エキサイティングしている感じもあったから
この20分程度で終わるレッスンというのは、そういう意味でもちょうどよかった。

この20分というのは例えるなら「立ち話」という感じがする。

いつでも、あ、そろそろ…と会釈をすればその場を立ち去ることができるし
まだ話をしていたければ、自由に盛り上がることができる。

でも、秘密の打ち明け話をするには
あまり適当とは言えない環境だし
不機嫌な空気はそもそも持ち込まれにくい。

そういう居心地の良さがある。

もちろんそれを繰り返して行くにつれ
人間関係が耕され、立ち話もなんだし
うちでお茶飲んで行く?ということになり
もっと奥まった話ができるようになるんだと思うんだけれど。

立ち話の面白さは、推測すること
guess gameをやっているような感覚になるところだと思う。

相手が何者か、まだよくわからない。
でも、その人がどうありたいと思っていて
どんな美意識を持っているかは、その人の言葉遣いや振る舞い
服装から、推測することができる。

ここには無数の想像の余地がある。それが楽しくてたまらない。

<今週学んだ単語やフレーズのまとめ>

spontaneous
good luck

※私はこの言葉は好きでない、なぜなら神様を冒涜する言葉だから!と彼女は言っていたが、今の段階では私には全然意味が分からず、次のレッスンのときに詳しく聞いてみたいと思う。

sacrifice

Could you allow your sons to go away to another country for a long time without you?

absurd

※The Emperor of Absurdia という英語の絵本を読んで、「へんてこ王」みたいな意味だということが分かった

refugee

※この先生が、難民キャンプでボランティア活動をしていたことから

philanthoropy

※charity 活動の話の中で

These events raise money for the orphanage.

このイベントが孤児のためにひらかれている

mild timid humble

※一般的な日本人の印象

inexperienced

※子どものことを話す時に使う単語として、経験不足だよね、というようなときに

abundant

※so many ばっかりつかってしまうから、他の言い方も。

turpentine pine tree oil

松やに

paint thinner

シンナー

viruses,parasites,bacteria

ウィルス、寄生虫、バクテリア

diabetes

糖尿病

※松やにが、上記のものに効く、と話してくれた(真偽はわからない世間話的に聞いたこと)

Please seperate them into 300 grams per package.

※話は飛んで、お肉屋さんで使いたいフレーズを。

このpar をeachに言い換えても大丈夫。

precise,accurate

※ちゃんとした、正確な英語を話したい、という文脈で

impatient

※子どもがいるといらいらすることもあるよね

discipline

※ちゃんとしつけなきゃとも思う。

disobey

※言うことを全然聞かない時、どうしよう

time out

※10秒だけでいいから、違う部屋にいく、このシチュエーションから遠ざける、自分も遠ざかる。その後で、冷静に説明するほうがいいのよ、というアドバイス。

早速実践してみたいと思う。

hectic

※すごく忙しい busyよりも強い感じ

We want you to know how much we appreciate all of the time and energy you put into the cares of the school. Your diligence is commendable.

※クラスを取りまとめてくれているママへありがとうメールが出したくて聞いたフレーズ

diligence

※この言葉は、対価があってやることではなく、チャリティーでやってくれていることに対して使う

commendable

※すごく立派、というイメージ。素敵よりももっと丁寧でかしこまっている

I have been shocked to learn that there are 3 cultures in Singapore.

※自己紹介のときの頻出フレーズ。シンガポールに来てびっくりしたこと。この言い方は知らなかったので、メモ。

so many people doodle while talking on the phone

※電話しながら落書きしている人、たくさんいるよね

It is good for the brain to doodle.
Old memories come back while you doodle and this makes the brain work well.

※ライターとして関わった本についての説明。

脳が目覚める!らくがきノート脳が目覚める! らくがきノート

  • 作者: 松見まな,茂木健一郎
  • 出版社/メーカー: 東洋出版
  • 発売日: 2012/04/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

 

tolerable

※patient よりも痛みを伴わず、その状況を受け容れているイメージ

endureable

※同じく我慢していて、それはtolerableよりも重い感じだが、持ちこたえている感じがする

lack of confidence

※自信がない

he has too much confidence

※傲慢な感じ

proud

※自己肯定感だから良くも悪くも使う、どちらかというとポジティブなイメージ

prideful

※これはネガティブなイメージで使う

self confidence

※これはポジティブなイメージでしか使わない

inferiority complex 劣等感 superiority complex 優越感

※どちらもネガティブなイメージ

introspection

※内省

You are fortunate that all is well.

I am glad he is ok.

I’m very happy to hear that.

※お母さん同士の会話で頻出フレーズ。

うちの子、こないだ階段から落ちちゃって!ええ〜大丈夫だった?

何ともなかったわ、本人ケロっとしてたもん。…のあとに続くフレーズ

お久しぶりです。お元気ですか。私は元気です。

久しぶり。この感覚は久しぶりです。
今は昼の12時56分。場所はシンガポールのオーチャード。

パソコンを持って出かけたの、久しぶり。
パソコンで文章を書くの、久しぶり。
(いつもはiPhoneで書いている)

久しぶりって嬉しい。

足もとを見れば、日本と同じ色の鳩がいて
恵比寿ガーデンプレイスにでもいるような感覚になるけれど
左はじに飛び込んでくる、黄色いくちばしのオオハッカに呼び戻される。

シンガポールに来て、そろそろ一年。

海外で生活するということを単純にやってみたかったから
その夢は叶ったことになる。

この一年は、突風の中、必死で葉っぱにつかまる虫のように
何も考えられなかった。

それはそれでよかった。考えない生活、というのも、またよかった。

考えすぎるとろくなことはない。

でもそろそろ、頭の中から文字があふれてくる。

どうでもよいような文字を見て、なんだかとても愛おしくなったりする。
シンガポーリアンの70%が中国系なので、町中が漢字だらけ。
特に我が家近辺は、思いっきりローカルなエリアなので
小中国なのだけれど、八、という漢字にとても惹かれる。

この前髪をかきわけたような漢字がたまらなく愛おしい。

それから好きなのは、ひらがなの”か”という文字。
この”か”の一番長い縦線と、右側の肩にのる短い線の角度で
全体の雰囲気が全然変わるので本当に面白い。

ああ、ほんとどうでもいいようなことを書いている。

そしてそう、確かに私はこういうことがしたかったんだ。

お久しぶりです。お元気ですか。私は元気です。